星よりも、ずっと先

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防弾少年団 8周年本当におめでとう

 

夢はなんだ、そうさけびつづけたあの日から8年 まだ幼かった七人が自分に問うかのようにさけんだ、夢はなんだ

 

そのあとすぐに夢なんて持たなくても誰も何も言わない、なんて言うんだけど、そのころの七人はちがくて、パワーでいっぱい、夢にあふれて、目が追いつかないくらいはげしく踊りつづけてた。ちいさな場所から世界に向かう覚悟を決めた、七人だった

 

ばんたんに出会ってから、前よりずっと自分を好きになった。

手を伸ばしたって、背伸びをしたって、めいっぱいはねても、とどきはしない遠く煌めいた特別な星に、少しでも近づこうと呼吸を忘れるくらい夢中になる瞬間 あいたいと恋しいをだきながら、目を瞑る夜 ほかの何かをしているときよりもずっと生きている心地がして、なによりも、しあわせになる

 

見えない渦に飲まれて足元さえ分からなくなったあれから、もういちねんと半分がすぎて、何千と先にいるあなたと、努力をしても同じ空間にいられないこと、どうしても伝わらない愛の置き場所にあせって、すきから目を背けてしまった 会いたいも好きも寂しいも苦しいも、全部全部まとめた花束を抱えながら歩いていく自信がなくて、気づいたらどこかにおいて、一人で前に進んでた

 

日程まで伝えられていたというのに、わたしたちが、ばんたんが、一番輝けるあの瞬間を奪われて、頬をぬらしたことは何度もあるし、でもあいたいを届けてくれるあなたを、あなたたちを見つけるたびにまた戻って、の日々を繰り返していたけれど、最近はつらくて、つらくて、逃げていた

 

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きのう、FESTAとともにやってきた、ちいさな宇宙、わたしがだいすきな宇宙、久しぶりにひとでいっぱいのLIVEの映像をみて、溜まっていたものを堪えることはできなくて、ひとり、わんわんないた

 

あみを愛おしそうに見つめる七人がほんとうに素敵で、七人の目がきらきら輝いていて、ああ、あみは本当に愛されているんだ、なんて思って、どこかに置いてきてしまっていたものにやっと気づいて、涙が止まらなかった 会えないを理由に、ばんたんがくれる愛からにげて、耳を塞いで、わたしひとり、線路から外れていたことが、申し訳なくなった

 

ばんたんが、ばんたんさえ、幸せでいてくれたら

 

そう思っていたはずなのに、きづいたらじぶんがしあわせになることばかり考えていた。

改めてばんたんが誰より幸せでいてくれることをねがった夜、つらいもくるしいも、なにもなくなった夜

 

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ここからはぶいさんの話になるけれど、ぶいさんは本当に、アイドルのすきなんてずっと昔に通り過ぎた、アイドルの枠を超えて、だいすきを伝えたい、たいせつなひと

ぶいさんは、こころが豊かで、おだやかで、春先の日差しのような、ぽかぽかあたたかいひと。天使のような、きれいなひと

 

ぶいさんはときどきさびしそうな、不安そうな目をする。寒くて寒くて、誰にも消せないもやもやが続いたあの期間は、特によく

ブルーとグレーに包まれて、天使に幸せをねがったころ、よくねむれなかったころ、

ああ、わたしも無力に心を沈ませてたな

 

最近になってやっと生き生きが増えた、ような気がするけど、それでもぶいさんはよくしあわせにいきていくことを願う 아미 만물상점の中でも夢、と聞かれて幸せに生きることと答えていた、し、ウィッシュリストでも公演の次に末永く幸せに暮らすことをあげていた

 

うばわれてしまったもとのせかいが、すこしでも早くかえってきて、ぶいさんに私のもっているすべての幸せを、世界中の人からの幸せを、届けられたら

自分が愛されているのか分からないとつぶやいたぶいさんに、あなたはこんなにも愛されているんだ、と、むねをはって伝えられたら

 

ぶいさん、

 

たえぬいた、のか、ときがながれた、のか、わからないけど、悪くはないと伝えてくれてありがとう

ぶいさんのこころのもやが少しでも晴れてよかった

 

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目を背けていたのはわたし自身で、つらいと言っていた間にもばんたんはおおきくなって、つぎつぎ夢を叶えて、前を向いていた

 

ばんたんが、この期間がなければdynamiteもBEも生まれなかった、って言ってた

公演できない、つらい、あみ会いたい、なんで会えない?って、なにも見えないふかくてまっくらなところに沈んで、あみに涙まで見せたことのあるあなたたちが、いちねんと半分をすごしてこうして前向きにかんがえるようになって、なんだか置いていかれているような気もしたけれど、それよりもずっと、ずっとずっとうれしかった

きっとあのころに比べたらつらい夜が減ったんだろうと思ったら、なんだかもう、それだけで涙目になった

 

今日、じょんぐくが言ってたけれど、人間は、慣れてしまう でも仮に、慣れた先の前向き、だとしても、やっぱり七人はあいたいと思ってくれている

 

なんで会えないんですか?から、今は会えないけど、いつか会えるときを、って、そのいつかをかんがえる七人をみて、そのいつかのためにわたしはわたしの今できることを、しなくちゃいけないんだと思った

 

道中に辛いがあっても、苦しいがあっても、ばんたんはいるから

わたしたち、きっともうすぐ、会えるよね

 

 

 

この8年、ほんとうに、ほんとうに、つらいもくるしいもたくさんあったよね

誰もが覚えてる、唐突にあみに打ち明けたジレンマだって、2020年だって、あったけど、ふかいうみの底に落ちたって、きっと眩しい世界が待ってるって

 

 

ばんたん、うりばんたん、わたしの世界を照らしてくれてありがとう

わたしと出会ってくれて、げんきをくれて、幸せをくれて、ありがとう

 

ばんたんがわたしのまんなかにいるうちは、どうか、どうかさよならなんて考えずに、しあわせに生きよう

 

星よりも、まだずっと先の輝きまで、一緒にゆっくり歩いていこう   一緒に、夢を見よう

 

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8周年、ほんとうにおめでとう。

ばんたん、ありがとう。ぼらへ